歯周病
歯周病とは
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原因
ちょっと見には気づきませんが、口の中には、たくさんの細菌が繁殖しています。
いつの間にか、その中に悪玉菌が混じっている事があります。
そういう状態で、知らず知らず歳月を重ねるうちに骨の破壊が進行していきます。
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基本のコンセプト
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プラークコントロールとは・・・
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歯肉炎と歯周病
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SRPとは・・・
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歯周外科
歯周病が中等度以上の歯は、SRPで歯肉を引き締めておいて、さらに深い部位の病巣を取り除くための歯周外科処置に入ってゆきます。
手術といってももちろん通院でできますし、後の痛みや腫れはほとんどありません。
< 歯肉剥離掻爬手術(シシュウハクリソウハジュツ)> |
<歯周剥離搔爬術+組織再生療法> |
その他の治療法
歯周病の段階に応じて以下の治療法を組み合わせ、傷んだ歯周組織を安定した状態に整えてゆきます。
- どの歯も同じ負担になるよう、噛み合わせのバランスをたびたび調整します。
- 歯槽骨の全体ではなく一部が強く溶けている場合には、組織再生誘導法(GTR法やエムドゲイン法)を試みます。これは、高分子の膜や特殊なタンパクを使って歯根膜や歯槽骨の再生を促す方法です。
- 歯磨きが効果をあげやすいように、歯茎の形や性質を整える処置をすることがあります。
- 歯が、噛む力に負けるのを助けるために、連続したかぶせにすることがあります。
- 歯ぎしりやくいしばりがある人では、マウスピースを使うようにします。
- ポケットが深いところには、抗生物質の軟膏を挿入して悪玉菌の対策を講じます。
メンテナンス
いっとき集中的に口腔内から細菌を取り除いても、時間とともにまた繁殖してしまいます。
患者さんも、習ったことをやり続けているつもりでも、だんだんもとの癖に戻ってゆきます。歯周病が治りにくいのは、結局これによる再発があったからです。
これを防ぐために、1,2ヶ月の間隔で、歯茎の中に繁殖した細菌を消毒し、患者さんの新たなやる気を応援します。 歯周治療の本当の中心部分はここだといっても過言ではありません。
重度の歯周病の治療
治療前 |
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